目ヂカラがはんぱない5歳のカンフー少年

2021年9月21日十五夜の日に、中国の特別番組「少林カンフー」で、河南省嵩山・少林寺の最年少僧兵「三宝」君(5歳)は、カッと見開いた抜群の「目ヂカラ」と見事なカンフーが大きな話題となり、視聴者からは、「驚かされた!」と絶賛の声が寄せられた。

三宝君は、2歳半の時に嵩山少林寺に弟子入りしてカンフーを習い始め、3歳で手を後ろに回して足のつま先を握り、木に体を巻き付ける技をマスターし、4歳で木の棒に逆さになってぶら下がるといった技をマスターした。

寺の独特な雰囲気の中で育つ三宝君は同年齢の子供より我慢強く、根気強い。そしてカンフーの練習と勉強は真面目だ。まだ親の世話を必要とする年齢の三宝君だが、自分で食事し、自分で顔を洗い、毎日筋肉や関節を軟らかくするための基本の動作である「拉筋」や「圧腿」などの練習を欠かさずに続けている。

三宝君の師匠で、少林寺第34代弟子、国家無形文化遺産少林カンフー伝承人である釋延淀さんは、「最初のうちは、遊びながら武術の動きを教え、少しずつ武術を習いたいと思えるようにサポートした。三宝はまだ幼く、説明しても理解できないため、遊びながら、最も簡単なストレッチの『圧腿』を教えた。この動きをマスターするには忍耐力が必要で、毎日少しでも長く続けていかなければならない。三宝が大きくなるにつれて、少林童子功の練習量も次第に増やしていった。練習を頑張った日は、遊ぶ時間を増やすなど励ましながら、三宝を教えている。三宝は寺での暮らしの中で、周りに自然と感化されて、真剣に練習するようになっていった」。

そして「少林寺側も真の少林寺カンフーと武術の精神を伝えることが必要だと感じており、ショート動画撮影を支持してくれている。三宝君の練習を抖音(TikTok)」に投稿している」とした。

――上記内容の出典:人民網

Kinkado

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