山城沱茶(絶版茶)

  骨董・年代物プーアル生茶  

【発祥地】
四川省は世界茶樹の原産地でもあり、中国茶文化の発祥地の一つでもある。
【製造年代】
山城沱茶は四川省重慶茶場が1987年に製造したブランド銘茶。
【初の快挙】
1983年ローマでモンドセレクション金賞受賞、中国茶業界初の快挙!

  絶版茶・永遠の物語  

【国内外受賞】
四川省重慶茶場は沱茶製造大手として中国国内外で数々の受賞に輝いた。
社名変更
1997年中国の行政区画により重慶市は四川省の管轄から抜けて、独立の直轄市となったことで、社名は重慶市重慶茶場に変更
歴史的存在
現存された1987年産「山城沱茶」の製造メーカーは、2001年をもって沱茶生産終了。

「山城沱茶」の意味

「山城」:山の城と言う意味で、由来は重慶は山が多いからです。

「沱茶」:形がお椀型のプーアル茶は「沱茶」といい、 特徴はお茶の表面は盛り上がり、裏は凹み、まるでお椀のように見えます。

40年間近く保存されたこの山城沱茶は、自然熟成でまろやか旨みが味わえます。プーアル生茶の保管が大切です。

⇒  プーアル生茶の保存方法  

1987年春|1個分の直径約8.3cm、重さ100g

沱茶の産地

沱茶の産地は「雲南省と四川省

  • 四川省重慶茶場は、1953年に沱茶製造のスタートを切った
  • 当時雲南省の下関より沱茶製造の技術を導入して、雲南省の大葉種茶葉と四川省の上質の茶葉を使い沱茶生産を始めた。

四川省重慶茶場

華やかな歴史「沱茶最大手

  • 沱茶技術を導入した四川省重慶茶場は、急速な発展を遂げ、1970年代沱茶の製造量はすでに雲南省メーカーを超え、中国最大の沱茶製造企業にまで成長してきた。
  • 1983年にローマで沱茶の金賞受賞後、最盛期を迎え国内外で数々の賞を受賞し、名実ともに不動の地位を確立した。